Vol.30「SAYAKA DAVIS」のジャンプスーツ
2024.09.20
MY WISH LIST
私がリアルに欲しいもの
THE LIBRARYのスタッフが
今シーズンにリアルに買った/狙っているアイテムとは?
それぞれの決め手やおすすめポイントについて
聞いてみました。
自由が丘店スタッフ
柏木さん(在籍歴:3年4ヶ月)
@thelibrary_shopstaff
「SAYAKA DAVIS」のジャンプスーツ
座右の書の中に愛おしいストリートスナップがあります。古い街並みをバックに白髪交じりの男性が、ペンキのシミでクタクタになったオールインワンをエレガントに着こなし微笑んでいる。むき出しのバゲットを小脇に抱えて。ヨーロッパを旅した時によく見かける光景に懐かしさと、生活や文化が息づく日常がまるで芸術のように美しく輝くスタイルに心を揺さぶられました。
それ以来、すっかりオールインワンの虜になってしまった私が今季ご紹介する「MY WISH LIST」はSAYAKA DAVISのジャンプスーツ。シャツとパンツが一続きとなったこの衣服は、1920年代に飛行服として着用されたのが始まりで、高い実用性も兼ね備えたワーク、ミリタリー由来のアイテムです。他にもオールインワン、コンビネゾン、つなぎなど様々な名称で呼ばれています。
SAYAKA DAVIS / Pull-on Jumpsuit ¥75,900(税込)
NYを拠点としているSAYAKA DAVISは、日本人デザイナーのルーツである「余白の美」を追求したデザインと、環境に配慮した素材へのこだわりが特徴です。今季のテーマであるオケージョナル=晴れの場を強めたコレクションは様々な場面で着用できる優れもの。カジュアルなアイテムながらも、テンセルツイルの上品な素材感と落ち感のある女性らしいシルエットも魅力的なポイントです。
「自分らしく自分をディレクションする」というデザイナーの想いが込められたとびきりの一着。流行りやルールに捉われることなく、オリジナリティ溢れるスタイルを存分に楽しむ。改めて、ファッションのある日常の素晴らしさを実感しました。
柏木さんのコーディネート
スニーカー合わせの時は、女性らしさを引き出すファーバッグをポイント使いに贅沢な気分を楽しみます。お気に入りのトップスを合わせたジャンプスーツならではの腰に巻くスタイリングもおすすめです。